- 2017.05.24
色の感覚の校正するための旅
12年ぶりにロンドンに来ています。 年に一度くらいは外国に出かけて、いろいろな美術館をおきたいと考えていますが、昨年は出かけられず、美術館見物を目的にした旅行は2年ぶりです。 欧米の美術館を見に出かける大きな目的は、外光を導入している展示室の中で様々な色の作品を見ておきたいからです。 こちらはThe Courtauld Galleryです。 熱心に鑑賞されている絵はマネのフォリー・ベルジェールのバ […]
12年ぶりにロンドンに来ています。 年に一度くらいは外国に出かけて、いろいろな美術館をおきたいと考えていますが、昨年は出かけられず、美術館見物を目的にした旅行は2年ぶりです。 欧米の美術館を見に出かける大きな目的は、外光を導入している展示室の中で様々な色の作品を見ておきたいからです。 こちらはThe Courtauld Galleryです。 熱心に鑑賞されている絵はマネのフォリー・ベルジェールのバ […]
前回の続きみたいなお題です。 美術館・博物館では一般的に鑑賞対象の作品が展示ケースの中に収まっていて、その展示ケースに備え付けの照明器具からの光で鑑賞します。 表明がなめらかな作品の場合、必然的に作品の表面に照明器具の発光面が映り込みます。 また、スポットライトで照らす場合には、陰翳が強調され気味な見え方となってしまいます。 鑑賞対象となる陶器の多くは、茶の湯の席であったり、日頃の生活の中で使われ […]