いつ頃からか知りませんが、製造業をまとめて「ものづくり企業」なんて呼ばれるようになり久しいです。
ものづくり企業の中で、そのプロセス全体とそこでで生み出される付加価値をまとめると下図のようになろうかと思います。
ある程度の構成要素を持つ製品の場合一人の人間で全ての工程を賄うことは難しく、分業化されます。その分業は社内のみならず、顧客を含めて分業化されることが一般的です。
また、社外を含めた分業があるが故に、ものづくり企業というものも、その担当する仕事全体の種類によって大きく2つに分けられると思います。
①作るべき製品の仕様を自ら定義しして作る企業
②作るべき製品の仕様を顧客から提供され作る企業
です。
責任も伴いますが、より自由度の高い仕事が出来るのは①の側だと思います。
その中でも、小さな会社ですと、作っている製品の規模の都合もあり、一人で製品の仕様を考え、その作り方を決める(設計)仕事の両方を受け持つ可能性が高くなります。
この辺りに、小さなものづくり企業で仕事をする面白さがあろうかと思います。
上手く仕事が回りはじめると、仕事のみならず、自分の人生を自らハンドリングしている感覚が得られるのではないでしょうか。
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