日頃、展示空間におけるよりよい光の環境を作りたいと思い、仕事をしています。
その仕事の直接のアウトプットは照明器具です。
照明器具に電気を流して、素直に光らせただけでは、よい光の環境が得られない場合がほとんどです。納品直後などは大体の場合にライティング作業まで携わらせていただき、少なくとも自分自身は満足出来るレベルの光を提供出来ていると思います。
問題はその先でして、ユーザー様の諸々の事情があるのでしょうが、久しぶりに拝見に上がると
「あ~脚立に上って直したい~」
と思ってしまうことが時々あります。
私どもの仕事の本当の効用は、きちんとした光の按配だと思います。照明器具ではありません。
このもどかしさを何とか解決できる、商売のあり方はないものでしょうか?
この写真は文章とは関係ありません。
広告などによくある、「この写真はイメージです」って奴です。
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